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横浜市の男女共同参画センターによる働きづらさに悩む「ガールズ」サポート

利用者の声

第3期修了生(20代半ば)の体験談

  • 2013/06/07

☆2012年秋のガールズ講座(第8期)で、第3期修了生に体験談をお話しいただきました。

短大を卒業し、事務の仕事を2年しました。 一年目は仕事を覚え出来るようになり楽しかったのですが、しだいにミスを繰り返すようになり毎日怒られ不眠症になりました。私は仕事自体はすごく好きだったのですが怒られると委縮してしまい、必要以上に自分を責めてしまっていました。それでも辞めたくなくて体調を崩しても会社に行っていました。契約更新をしてもらえず送別会で「最近の若者はすぐ辞める」と言われました。

退職後、転職活動をしたり家で家事をしていました。 「友達は仕事をしているのに私はしていない」という思いから、落ち込んだり怒りっぽくなったり性格が変わってしまったように思いました。体調を崩してしまいました。何も出来ずに苦しんでいました。外に出るのが怖かったですが、人の話が聞きたい、人に認めてもらいたい気持ちが強かったです。

 

  • ガールズ講座を受けて

私は2010年5月から6月までガールズ編しごと準備講座で16日間学びました。呼吸と声のワークとアサーティブの講座が楽しかったです。 アサーティブの考え方を学び「自分を責めるのではなく自分を大切にしていい」と思うようになりました。 講座では同じ立場の人たちに出会えて視野が広がりました。今でもガールズ講座で出会った人とメールをしたり会ったりしています。

 

  • めぐカフェ立ち上げに関わって

ガールズ講座が終わり、7月にめぐカフェの立ち上げから関わりました。 9月~10月にめぐカフェの講習会があり、まったり屋というカフェでコーヒーの淹れ方を習ったり、動画撮影(めぐカフェのCMを作りました)や写真撮影の基本を教えていただきました。その後、フォーラム南太田まつりでカフェの実習がありました。11月にジョブトレーニングがあり、面接後にレギュラースタッフになりました。週に一、ニ回カフェスタッフをしてその合間に転職活動をしていました。 めぐカフェで仕事をする前は怒られるのではないか、また失敗してしまうのではないかという思いや、接客業は初めてで声が小さいことが昔からコンプレックスだったので、とても不安でした。 仕事をして一番嬉しかったことはお客様から「このカフェにくる事を楽しみにしていました」と言われたことです。失敗せずに仕事が出来るという自信にもつながりました。 めぐカフェは安心して仕事ができる場所です。

 

(3月までの体験期間が終わり)2011年4月になり、就職先が決まらなくて焦っていました。その頃は人と比べてばかりいて自信を持てなかったので、面接にも受からなかったのではないかと思います。 ユースプラザでギターや手芸を習ったり、よこはまパーソナルサポートサービスへ行き相談をしました。 他にハローワークへ行って検索をしたり無料の求人情報誌や新聞の求人情報を見て応募したり、合同面接会に行きました。 面接は11社受けました。そのうちの1社から内定を受け、今病院で事務のアルバイトを週に4日、しています。契約期間は来年の3月までですが、契約更新してもらえるようにがんばっています。

 

緊張してしまうため本来の自分が出せずに誤解されていたことが多かったのですが、自分らしさを出しても認めてくれる人がいるということがわかったので、やっと本来の自分が戻ってきたように感じています。 あとは相談できる人ができたことが今までとの大きな違いです。 仕事を始めてからとても気持ちが充実してきました。以前の仕事よりは給料は少ないですが、前は我慢していたことが多かったのにくらべて、今の職場はたのしいです。 これからも自分らしく頑張っていきたいと思います。

 

いま講座に参加している皆さんに伝えたいことは、 出口が見えなくて不安になる時もあきらめずに何かを続けていけば、自信につながります。 何事も無駄になることはありません。経験が力になってくれると思います。 絶対に受け入れてくれる場所はある。あきらめずに就職活動をしてほしいと思います。

 





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