第4期講座説明会で 第２期修了生　Ｙ子さん（20代）に、体験談を話していただきました。

会社でとても忙しい部署になり、毎日夜中まで働いていて、不眠からうつになって休職しました。
そのころ、新聞でこのガールズ講座を知り、参加しました。
自分は1人だと思っていたけど、同じような境遇や悩みの人がこんなにいるんだと、
まず衝撃を受けました。
話してみるとひとりひとりキャラはちがいましたが、悩みには共通するものがありました。
それはこの年齢だったら会社で働いていて、こうでなくちゃいけない、と思っているけど
全然そうなっていない、朝起きられなかったりもする、具合がわるい
自分とのギャップというか。。。
講座では講師の方や参加しているいろんな方の話を、ゆっくりな雰囲気の中で聞けて
｢私が弱いからっていう問題じゃない｣「いろんな人がいるんだ」
「しごとはこうでなくちゃではなくて、柔軟に考えていいんだ」など　いろんな気づきがありました。
メイク講座などもたのしくて、自分が少しずつラクになっていくのがわかりました。
講座修了後は働くまでの相談に乗ってくれる　横浜若者サポートステーションや
メンタル面での相談に乗ってくれる　区の生活支援センターを利用しました。
自分が好きな手作りのしごとなどもコツコツやって、人に見てもらったりしました。
自分がこんなことが好きで、ここまでできるって思えたのは新鮮でした。
好きなジャンルのボランティア活動も始めました。
そのために個人名刺を手作りしたら、どんどん名刺がなくなっていくんです。
名刺は会社でもらうものと思っていたけど、じつは会社では名刺交換する機会なんてほとんどありませんでした。
学生の頃のシュウカツは「自分に合ったことで」｢会社に入って｣「仕事にして」とさんざんいわれましたが
そんなふうにうまくいかないし、その枠からはずれてみたら
「道は一つでなく、いくつもあって、自分で選んでいいんだ」と思えました。
いまは週３日のアルバイトをしながら、ボランティアや好きなことにいろいろチャレンジしています。
講座で知り合った友だちとはいまでも、メールのやりとりしたりしています。
これから講座に参加する方には、｢楽しみつつ、つながりを大切にしてね」
と伝えたいです。