2021年3月
こんにちは。ガールズ講座担当のスタッフYです。
季節はすっかり春、フォーラム南太田の目の前にある大岡川沿いの桜も、
まもなく満開を迎えようとしています。
年2回実施しているガールズ編しごと準備講座。春の講座の実施が近づいてきました。
昨年度は、緊急事態宣言に伴う施設休館により、中止となってしまいましたが、
2021年度春の講座は、緊急事態宣言の解除もあり、例年通り実施する予定です。
いわゆる「巣ごもり」期間のなか、外に出づらい時期が続いていますが、
感染症対策に気を配りつつ、同じ悩みを持つ方といっしょに、
働くことや生活することについて、少しずつ考えてみませんか。
次回のガールズ講座は、5/11(火)~6/15(木)の毎週火・木曜日午前に、
全11回の予定で実施します。
ガールズ講座を受けようかなと思ってくださった方は、
ぜひ4/9(火)14時から実施する、講座説明会にお越しください。
スタッフの紹介や講座内容の説明を通して、雰囲気を感じることができます。
フォーラム南太田まで通ってみる練習にもなるかもしれません。
(説明会に来られなくても、本講座の申し込みをすることは可能です)
講座にはどんな人がいるのだろう、自分に合っているだろうか…
といった不安を抱く方もおられるかと思います。
これまでにガールズ講座を受講した方の声をこちらで紹介していますので、
お申し込みを決める際の参考にしてみてください。
講座説明会は、事前申し込み制・先着定員制となっています。
すでに、電話、HP、直接の来館により、お申し込みを受け付けています。
詳細は、こちらをクリックのうえ、HPよりご確認ください。
ご参加をお待ちしています。
みなさん こんにちは。
コロナ禍が少しずつ私達の生活を変えていったちょうど昨年の今頃。
ガールズ講座22期修了生のカフェ就労体験ステップ1が実施されていました。
1年前のこのときは、コロナが始まり、ステップ1の修了式が出来ませんでしたが、それぞれの思いを載せたレポート集を作り、これまでとは違った締めくくりとなりました。
その中で実習生のお一人、Hさんが、近況をご報告してくれました。
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フォーラム南太田の皆さま、お久しぶりです。2019年のガールズ22期に参加しましたHです。お元気ですか?
2020年の1、2月に就労体験ステップ1を受けさせてもらい、3月はレポート集ありがとうございました。フォーラムのみなさまには本当にお世話になりました。
その後のことをお話しできたらなと思い、メールしました。
2020年2、3月はよこはまサポステから、住んでいる地域のサポステに移行しようとしましたが、運営団体が変わったり、コロナ禍で新規予約が出来ずことごとくタイミングが合いませんでした。zoomにてよこはまサポステでカウンセリングを引き続き受けていました。
巣ごもりの中で、自身の症状(首の痛み、聴覚過敏、人との会話後の長時間の緊張、疲労感、不眠など)を振り返り、ステップ1では理解ある中で3時間だからギリギリできたけれど…もう無理して鬱を再発したくない、と外で働くことへの不安と恐怖がまた大きくなり始めました。
春から夏頃はサポステのカウンセリング、たまにクラウドソーシングでデザインコンペに応募をしていました。世の中が在宅ワークになり、私も在宅ならこの症状でも働けるのかなと少しずつ考え始め、在宅でデザインで働きたいとサポステのカウンセラーさんに伝えました。
そして2020年の秋頃に、manaby WORKSを紹介していただきました。manaby WORKSはmanaby就労支援事業所から派生した完全オンラインの有料サービスで、e-learningでITソフトを学び在宅就労を目指すところです。
11月頃に入会し、e-learningで少しずつ学びながら、自分から声かけをしてmanaby WORKSの無料体験キャンペーンのポスターを作らせていただきました。その後12月にはmanaby事業所とある企業とのコラボのデザインの在宅研修に参加しました。在宅ワークですが、障害者雇用枠なので診断書も手帳も持っていないわたしは無理だろうなと思いながらも、参加することは自由だったのでとりあえず参加しました。約1ヶ月間でバナーを計5個つくり、無事提出し、ぐったりとしている中、審査に受かり面接までいけるということなりました。
何度かmanaby WORKSで面接の打ち合わせ(zoom)をする中で、自分の向き合いたくない過去と職歴のブランクを説明しなければならず、プレッシャーと研修の疲れもあってか、面接練習後に強い緊張状態が12時間以上続き、鼓動もなかなか治らず、単純な作業もできなくなり、混乱し、パニック寸前のような状態になってしまいました。幸い1日休んだだけで回復しましたが、面接のプレッシャーで1週間で2kg近く体重も落ちてしまいました。鬱が再発したのでは、とひやりとしました。
その後しっかり休んで面接に臨んだお陰で、無事2時間近い面接を終えることができました。(長時間でしたが、それだけしっかり症状のことを理解しようとしてくださる企業さんで、障害者雇用に積極的でした) 手帳が取れるかが重要とのことでした。
手帳申請用の診断書を取るために、10年ぶりにメンタルクリニックに行きました。(10年程前に通っていたクリニックでは症状を正直に言うほど、薬を増やしますか?とだけ聞かれるだけのやりとりで足が遠のいていました。その後、首が痛くなり、他の病院で首の筋肉の異常から自律神経失調症と言われ、鬱の薬ではない治療を10年程前はしていました。現在、当時より改善はしましたが、首の痛みや自律神経の不調の症状があります。)
今通い出したクリニックでは薬だけに頼らない方針のところで、薬は少し出ましたが、これまでの体調のことをお話しし、手帳申請の診断書を書いていただきました。
昨日区役所に書類を提出して、障害者手帳が取れるかどうか待っているところです。
長らく、体調は健康な人よりは波があるけれど、家にいる分にはほどほどで過ごせる。働くためには周りの理解が必要かもしれないけれど、福祉を受けるために(病院に行って診断書をもらい)、鬱の薬をまた飲むのか?と疑問と葛藤がありました。今は睡眠導入剤で睡眠のリズムを整えながら、漢方薬とたまに緊張が強い時用の薬を飲んで過ごしています。
何が正解かはわかりませんが、まずは障害者雇用のチャンスがやってきたので、やれるだけのことをやって手帳待ちです。
とっても長くなってしまいました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コロナが落ち着いたら、また横浜に遊びに行きたいです。
Hより
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在宅ワーク、そしてご自身の体調とのバランスをとりながらの近況を、
このように文字にして送って下さったKさん、ありがとうございます。