アクセス・お問い合わせ
横浜市の男女共同参画センターによる働きづらさに悩む「ガールズ」サポート

利用者の声

第4期生のあられちゃんから感想レポートが届きました 「自分を好きになって そして働きたい」

  • 2010/12/10

私の両腕には、傷があります。その傷は自傷行為、いわゆるリストカットの傷です。
ガールズの講座で久保彩先生のアサーティブネスの講義をきいて変化したことは、
その傷があって今の私が居ることを受け入れることが出来たことです。
私は、両親から虐待を受けたことがありません。学校でいじめを受けたこともないです。
しかし、幼い頃から家族の中で息苦しさと生きづらさを感じて生きてきました。
そして常に両親の顔色を気にしている子供でした。

女性のためのしごと準備講座の中に久保先生の講義があり、アサーティブネスを知りました。
そしてアサーティブネスとは、「自分も相手も大切にすること」だとわかった時に
「自分を大切にする」にはどうしたらいいのかが私にはわかりませんでした。
自分というものがなく。自分を犠牲にしてでも他人のために尽くすことが思いやりであり
自分の存在価値を認めてもらえることと信じてきたからです。

久保先生はこうも教えてくれました。
「人には困難に打ち勝って行く力がある」
また、「相手にもその力がある」「他人にも幸せになる力があると信じる」と。
だったら、いままでの自分がしてきたことがただの自己満足であり、親切の押し売り以外の
なにものでもないことがわかりました。
それでも私には自分を大切にすることがわからずにいました。

久保先生の講義から数日が過ぎ 過去にこの講座を受けた方の体験談を聴く機会がありました。
(スタッフ注→次の記事のnaoさんです)
その時に「自分を大切に出来ない人は働くのが難しいのでは?」という言葉が出てきて、
やはり自分を大切にすることから逃げていては今の暗闇のような生活から抜け出せないのだ
と実感しました。
帰りの電車の中で、つり革につかまっている時に いつも隠している傷跡が見えました。
私はそっとその傷跡をさすってみました。
その時。

今すぐには、自分を好きにはなれないけれど、自分を好きになりたい
という思いがあふれてきました。
過去につけた傷は、もう消えません。
どんなに隠しても消えてはくれないのです。
でもこの傷跡があって今の私があります。
現在。時間をかけて、もっとアサーティブネスのことを知ろうとしています。
久保先生に出会えて良かったです。感謝しています。

*************************************************** あられ





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

フォーラム南太田(男女共同参画センター横浜南)

指定管理者:(公財)横浜市男女共同参画推進協会
横浜市の男女共同参画センター3館を管理・運営しています。

〒232-0006  横浜市南区南太田1-7-20
電話 045-714-5911

copyright © 公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会 All rights reserved.