働きづらさに悩む若い女性のための「ガールズ編 しごと準備講座」。
今年度は春と秋に、フォーラム南太田で開催しています。
5月から6月にかけて全11日間のプログラムを終え、このたび20人が修了しました。
講座が終わったあとには毎回、カラフルな付箋に
その日の振り返りを書いて帰ります。
自分のための、自分の振り返り。
掲示板のように貼っておくと、お互いの付箋を読むこともできます。
「こんな風に感じたのは自分だけじゃなかったんだなあ」と思うことも。
●2日目 リラックス・ヨガ(講師:工藤なおさん)
工藤さんからは、こんなかわいいイラストの入った
手づくりテキストのおみやげもありました。
●3日目 呼吸と声のワーク(講師:ヴォイス・アーティスト 佐藤慶子さん)
終了後の振返りには、「久しぶりに大声を出した」「気持ちがよかった」の声が多数。
●4日目 アサーティブネス(講師:エンパワーYOUネットワーク 岩井美代子さん)
自分を大切にする気持ち、自己尊重の気持ちを持つための、
アサーティブネスの基本を学びました。
・私は、私が何をするか、どれから始めるかを自分で選んで決めていい
・私は、自分のよいところや能力を、ちゃんと認めてもらっていい
・私は、自分に素直になって、人に感情を伝えていい
(以上「こころのちから」岩井美代子著 より)
そんな自分を尊重するメッセージを心に置きながら、
ほめる、ほめられる のワークをグループで実際にやってみました。
「本の中身を理解するだけは意味がないような気がしたので
短い時間だったが、相手と実践する機会が持ててよかった」
「ほかの人が当たり前にしていることができない自分はダメなんだと思っていたけれど、
“ささいな日常的なことで自分をほめていい”と知り、大変驚いた。自分をほめること、ほめられることに
慣れていきたい」
折り紙の裏には「私の好きな言葉」が書いてあり、
このあと、「ほかのだれか」が書いたそのことばを全員が交換。言葉のプレゼント交換となりました。
●6日目 こころに効く食事と栄養(講師:薬膳料理教室「健康ごはん塾」主宰 ちゅうがんじ みゆきさん)
心をよい状態に保つために、
そしてこれから仕事をしていくために、身体の調子を整えることはとても大切です。
簡単な日々のごはんで、自分の体調管理を考えようと調理実習を行いました。
教わったのは「薬膳メニュー」。
目的に合った食材を選んで組み合わせ、調理をするという、薬膳のお話を聞きながら作りました。
・大麦ごはん…消化器系の調子を整え、むくみを解消!
・きゅうりの中華風漬物…むくみスッキリ!
・ワカメと小松菜入りかきたま汁…おいしいお出汁でほっこり気分に!
昆布だけのうまみと、削り節を入れた後の味の違いも確かめました。
・2種の簡単春巻…肉も魚も野菜もとれる!
ツナ缶やチーズを使ってクルクル・・手軽なのにおいしい
揚げるのではなく、フライパンで焼き付けるようにして火を通すので普通の春巻よりヘルシーです。
作り終えて、テーブルを囲んで一緒に食べました。
「短い時間でしっかりとしたご飯を作れるのだと、あらためて思えた。何人かで作るので
順番や担当が気になると思ったが、ちゃんと流れができていたので、何も心配することはなかった」
「家で当たり前にしていることが、テキパキしているとほめてもらえてうれしかった」
「集団で作業するのが久しぶりで緊張しました。でも、すごくおいしかったし、春巻を巻いてる時間が幸せだった」
前半のレポートはここまでです。
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